有名店だけじゃない!
ご近所の名店
愛され続ける仙台の老舗たち
← 特集トップページ
住宅街に佇む、小さな名店
嵯加露府

「ごまかしのないお菓子を
作り続けるだけ」
洋菓子の名店「嵯加露府(さかろふ)」。一番町の店は2000年に閉店したが、看板商品であるロシアケーキ「デリース」の名を残そうと、先代オーナーからその名を譲り受けた猪股繁さんが、2003年に太白区緑ヶ丘の自宅にショップを構えた。
「先代の社長がロシアで学んできて生まれたのが『デリース』。今では日本全国からご注文をいただくんですよ。でも、私ひとりでこの工房で作っているからね。昔のようにたくさんは作れません」。サクサクしたビスケットに、深みのあるロシアチョコレートをサンドし、さらにコーティングを施した上品な味わいは、なるほど、全国にファンがいるのも納得の味だ。10月に入ると緑ヶ丘の店舗限定で、暑い時期に販売休止していた「ロールケーキ」が再開される。これがまた、待っているファンが数多くいるのだという。「ありがたいことです。私は、今まで通り、とにかく味を落とさないように、ごまかしのないお菓子をこれからも作り続けていくだけです」。
嵯加露府
住所/仙台市太白区緑ヶ丘三丁目22-1
TEL /022-247-3603
営業/10:00〜17:00
店休/日曜、第2・第4月曜
(藤崎店は、店舗休業日に準じる)
HP/http://www.sakarofu-delice.com/
(※PCサイトに繋がります。)
← 特集トップページ
©街ナビ仙台
All Rights Reserved.