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とびきり新鮮でとびきり美味い 伊達な海の幸
宮城の海は、世界屈指の豊かな漁場なんです

株式会社仙台水産 専務取締役
石森克文さん
地元宮城や、三陸沿岸の豊富な水産物を全国に流通させている水産卸会社・仙台水産。
そのルーツは、仙台藩祖・伊達政宗公とともに仙台に移り、「肴町」に置かれた魚問屋。
政宗公をはじめとする、歴代藩主の食材献上の役割を担ってきた、超老舗だ。
その仙台水産の専務取締役である石森克文さんは、「昭和40年代から、水産を取り巻く環境も変わりました。
かきの養殖が始まったように、獲る漁業から育てる漁業に移行してきました」と、
宮城の漁業について教えてくれた。
そんな中で、石森さんが万感の思いを抱えるのが、"海のパイナップル"と称されるジューシーな"ほや"。
宮城は全国のおよそ8割の生産量を誇っていたが、震災で壊滅的な被害を受けた。
石森さんは「ほやは、生育に3年かかる。震災から3年の今年、三陸のほやが
完全復活します」と。さらに「三陸のほやは、味が濃いんですよ。酒の肴に食べるとね、
辛口の酒が甘口になる。だまされたと思って、一度やってみてください」。
そして、漁師たちが丹精込めて育てた銀鮭も、春から本格的に水揚げされ、
旬を迎える。「獲れたては本当に美味い。臭みも一切ないし、脂が乗ってて、
とろけるようなんですよ銀鮭はスーパーにも並ぶので、ぜひご家庭でもいろいろな
調理方で食べてほしいですね」。
宮城の豊かな海が育んだ、季節のごちそうを届けるために―。今日も石森さん
と仙台水産のみなさんの奮闘は続く。
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