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ぶらんどーむ一番町
老舗の飲食店ががんばっています!


赤飯とそばの店 こわめしや 菅原 隆行さん
菅原 隆行さん


明治維新の後、戊辰戦争で負けた仙台藩は、たくさんの没落藩士が出た。
藩の重臣だった山家豊三郎氏は、自邸の中に数十戸を建て、下級藩士たちに商売をさせた。
それが、現在の一番町通と広瀬通の交差点辺り、そう"ぶらんどーむ一番町"の愛称で親しまれている一番町一番街商店街。
つまり、ぶらんどーむ一番町は、仙台の商店街の始まりの場所。
ここで明治時代から暖簾を構えるのが、「赤飯とそばの店 こわめしや」。
せいろで蒸した昔ながらのこわめし(赤飯)が人気の老舗である。
この場所で生まれ育った菅原隆行さんは「昔とくらべると、ずいぶんとこの辺りも変わりました。
とくにここ20年ほど、ファッションの街としての認識が高いと思います。
世界に名だたる一流ブランド店が揃っていますし、路面店だけでなく仙台フォーラスのようなファッションビルもありますから」と。
確かに、ぶらんどーむ一番町では、仙台コレクションといった、ファッションイベントも開催。
商店街がランウェイになるショウは、若い女性から絶大な支持を受けている。
これも、欧米のショッピングセンターをモデルに建設された日本一の高さ(建設当時)のアーケードの、開放的ムードがあればこそ。
さらに「ここは、老舗の飲食店ががんばっています。
うなぎの名店大観楼さん、天ぷらの天松さんなど、一度は召し上がっていただきたいですね」と。
商店街発祥の地で、ファッション&グルメをお楽しみあれ。




 
 

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