ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

vol97 2014.12.26

豪華。「赤字だっていきたいですね」。あったりと、実にが、風習としての初売りはずっと続け座布団セットがまで続けられるのか分からないのです箪笥があったり、減ってきているんですね。だから、いつと、景品として茶ますが、年々お茶箱を作る職人さんが料を見せてみらうお客様もいるほど好評をいただいていろいろな景品をつけたようですね」。資たようです。今も大晦日から並ばれるだけるのがうれしくて、がんばっていお茶箱に着物を入れたりと重宝されらしてくださったお客様に喜んでいた最初。当時は物のない時代でしたから、く分からなかったようです。でも、いてつけたのは、昭和10年(1935ですから、当初は初売りについてもよい宝箱については「お茶箱を景品とし(1920)に仙台に創業したのです。そして、井ケ田の名物といってもいに奉公した後、暖簾分けで大正9年お祭りみたいでしたね」。身。今野さんは「初代は、お茶屋さんあとはお店に立ってレジを打ったり、創業者の井ケ田周治氏は、埼玉の出作って、従業員の方たちと食べたりね。さに初売りの象徴的なシーン。だが、からご飯をたくさん炊いておにぎりをクホク顔で家路を急ぐ人々の姿は、ま初売りは特別なもの。「昔は、朝早く一番町本店」。大きな茶箱を抱え、ホ家に生まれ育った今野さんにとって、に必ず紹介されるのが「お茶の井ケ田起物ですから、いいんです」。井ケ田の仙台の初売りで、テレビや新聞などたでしょうね(笑)。でも、初売りは縁の今野順子さんにお話をうかがった。押し寄せるお茶の井ケ田一番町本店。仙台一有名な初売りについて、常務茶箱にさまざまな商品を詰め込んだ「宝箱」を目当てに、全国から大勢がお茶の井ヶ田一番町本店お茶の井ヶ田常務取締役今野順子さんやっぱりお茶の井ケ田!日本一有名な仙台初売りといえば…仙台初売)がかつては、茶箪笥や座布団などが景品となったこともあるそう。なんて豪華!り写真左が、少女時代の今野さん。お祖父様、そしてお姉様と初売りで店に立っているところ創業時の店名「繁田園」での初売り広告。「大大景品豊富」と銘打っているのが読み取れる今野順子さん井ケ田家の二女として生まれる。「これからもお茶、お米、だしといった日本の食文化を守っていきたい」と笑顔が最高にキュートな座敷童の「おキクさん」。初売りなど、特別のハレの日に登場する4