仙台駅から歩いて5分ほどの場所にあるクリスロード商店街は、仙台の福の神「仙台四郎」を奉る三瀧山不動院のある、中央通の3つのアーケードの真ん中に位置する商店街。コーヒーショップ、ドラッグストア、ファーストフードなどが店舗を構える一方で、人形店、呉服店、文具店から酒屋、金物屋、地元名産の笹蒲店など老舗の店舗も数多く並んでいます。「クリスロード」とは、クリエイティブ・ライフ・イン・ショッピング(Creative Life In Shopping)の頭文字と、通りのロード(ROAD)が一緒になった新しい愛言葉です。
城下町開府当初は日形町と呼ばれていましたが、藩政時代は公用の運搬や物の輸送のために馬や人足が置かれ、伝馬役(てんまやく)という役割をはたす町として「新伝馬町」(しんてんまち)と呼ばれ、国分町、北材木町、北目町と共に四伝馬町のひとつとして栄え、毎月二十六日から晦日までを担当し伝馬十匹を置いたといわれています。その後、昭和45年に中央地区の地番変更により「中央二丁目」と地名が変わり、平成4年現在のアーケード完成とともに、新しい名前「クリスロード商店街」となり、多くの人に親しまれている商店街です。