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夏のおすすめお土産 仙台駄がし「夏まつり」
- 2016/8/1
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はっぴに仙台駄がしを詰め込んだ、お祭り気分満点のセット
伊達政宗公が愛したことで広まった茶の湯は、仙台城下に菓子文化を発展させることになった。その菓子文化のひとつが仙台駄がしで、庶民の味として多くの人々に愛されている。
そんな仙台駄がしの老舗店が、マスプロダクト全盛の今なお、手作りにこだわる「日立家」だ。使うのは、黒糖や水あめなど、昔ながらの食材。工場を見せてもらうと、白い作業服に身を包んだ職人のみなさんが、それぞれねじり菓子をひねっていたり、みそパンの型抜きをしていたり、袋詰めされたべっ甲飴のチェックをしていたり…と、忙しく働いている。
日立家専務の森康仁さんは「本当にすべて手作りで、添加物も使っていません。ときどき、『なんで無添加って表示をしないの?』と聞かれることもあるのですが、僕たちにしてみれば、それが当たり前で。だから、海外の小売店さんから『うちに置きたい』と言っていただいても、税関を通るまでの時間を考えると厳しいという判断になってしまうんです。僕たちも、世界中の人に召し上がっていただきたいのは山々なんですけれどもね…」と苦笑する。
そんな日立家に、この時期ならではの特別な商品が登場。その名も「夏まつり」で、可愛らしいはっぴ型ボックスに、ねじり菓子などの代表的な菓子のほか、彦星と織姫にちなんだ星形のみそぱんなどが入った特別セットだ。森さんは「ねじり菓子は吹き流しのようですし、梅干しはくす玉のよう。やはり仙台の夏といえば七夕ですから、七夕を意識したセットにしました」。この「夏まつり」は数量限定で、なくなり次第終了とのこと。仙台七夕まつりの思い出に、ぜひ手に取りたいという方は、お早目にどうぞ。
仙台駄がし本舗 日立家
住/仙台市宮城野区小田原一丁目4-7
☎/022-297-0525
営/9:00~18:00
休/日曜、第三木曜
*S-PAL店でも「夏まつり」販売あり