時の人物に名をちなんだ古き良き“まちの酒屋”

lead-img-102広瀬通を挟み南北に広がる商店街。
街の名前は「一番町」。通りの名前は「東一番丁通り」。江戸時代は侍の街であったこの界隈も、時の流れとともに老若男女が集うにぎやかなショッピングエリアへと変化を遂げたのである。
そういえば「番ぶら」なんていう言葉もありました…。
ぶらんどーむ一番町商店街と一番町四丁目商店街、これからの発展が楽しみである。


老舗酒屋 東郷酒店

一番町四丁目で、昔ながらの“まちの酒屋さん”の風情を残す「東郷酒店」。創業は明治30年(1897)で、その屋号は世界に名をとどろかせた元帥海軍大将の東郷平八郎にちなんだのだという。店主の小林智香さんは「当時の時の人でしたから、あやかりたいという思いがあったのかしら。屋号に使いたいとお手紙を書いて、了承いただいたと聞いています」。

日本酒、焼酎、ワインなど、ベーシックなものを中心にラインナップしているほか、たばこも販売

日本酒、焼酎、ワインなど、ベーシックなものを中心にラインナップしているほか、たばこも販売

まさに“まちの酒屋さん”といった感じの店舗外観

まさに“まちの酒屋さん”といった感じの店舗外観

ところで、故郷である鳴子の観光案内所で働いていた智香さんが東郷酒店に嫁いで来たのは、今から60年ほど前のこと。商売のイロハは嫁いできてから学んだそうだ。「主人は公務員でしたから、お舅さんやお姑さんの背中を見ながら学んでいった感じです。最初は何も分からなかったけど、いろいろなことを乗り越えて、どうにかここまでやってこれました」。

しかしながらこの数十年で、国分町の様子もすっかり変わった、と智香さんは話す。「昔はキャバレーなんかも多くて、そういうお店にも納めていたんです。あとは、酒屋さんも増えましたよね。安売りのお店もあるから、うちみたいな昔ながらの古い店はなかなか大変だわ」と言って苦笑する。それでも「これまでのお客さまを大事にしながら、ちゃんとしていかないとね」と、話してくれた。

鳴子のこけし工人の家に生まれたという店主の小林智香さん。「これは、父が作ったものなの。槐という木で作られていて、魔よけの効果があるんですって」と

鳴子のこけし工人の家に生まれたという店主の小林智香さん。「これは、父が作ったものなの。槐という木で作られていて、魔よけの効果があるんですって」と

INFORMATION

店名
東郷酒店
住所
青葉区一番町四丁目4-25
営業時間
10:00〜20:30
休業日
第2日曜
TEL
022-222-7422

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