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お客さまのリクエストで今のような形態に

lead-img-102広瀬通を挟み南北に広がる商店街。
街の名前は「一番町」。通りの名前は「東一番丁通り」。江戸時代は侍の街であったこの界隈も、時の流れとともに老若男女が集うにぎやかなショッピングエリアへと変化を遂げたのである。
そういえば「番ぶら」なんていう言葉もありました…。
ぶらんどーむ一番町商店街と一番町四丁目商店街、これからの発展が楽しみである。


お客さまのリクエストで今のような形態に

扱う品物は時代によって変わってきたが、商いのこころは変わらずにしっかり受け継いでいる、浅久4代目の久男さん(右)と5代目の久太さん(左)。まさしく130年の看板を背負って立つ親子である

扱う品物は時代によって変わってきたが、商いのこころは変わらずにしっかり受け継いでいる、浅久4代目の久男さん(右)と5代目の久太さん(左)。まさしく130年の看板を背負って立つ親子である

セレクトショップとして、おしゃれマダムの支持を集める「バッグ&おはきもの 浅久」。創業は明治15年(1882)で、場所は現在の大町のあたりだったそうだ。

アクセサリーや服飾雑貨も扱っているので、「着こなしのコーディネートができる」というお客様からの声に応えた品揃え

アクセサリーや服飾雑貨も扱っているので、「着こなしのコーディネートができる」というお客様からの声に応えた品揃え

アクセサリーや服飾雑貨も扱っているので、「着こなしのコーディネートができる」というお客様からの声に応えた品揃え

もちろん和装の履物の品揃えも充実。鼻緒の付け替えのリクエストにはアドバイスも添えて応えているので、お客様からの信頼も厚い

もちろん和装の履物の品揃えも充実。鼻緒の付け替えのリクエストにはアドバイスも添えて応えているので、お客様からの信頼も厚い

今年で90歳になる浅野久男さんは「130年の歴史の中で、2代目に「久」の字がついてから、代々「久」の字を受け継いで「浅久」を守って来たんです。戦後大町からこちらに移ったんだけど、今はすっかり様子が変わりましたよね」と話す。今でこそ誰もが靴をはくようになったが、ひと時代前までは下駄などの履物が一般的だったそうだ。「それに昔は芸者衆がいたでしょう。お正月なんかは、正月用の履物に名前を書いたりね。黒塗りの下駄に金文字で「何々奴」って書くの」。それでも、時代の流れをつかみ、今日まで愛されてきた浅久。「浅久の昔のイメージで履物っていうのは、それはそれで素晴らしい。でも、いろんな商品入れてみて、『あれ、イメージと全然違うね』とか『今度またゆっくり来てみます』とか言ってもらえる。お客さまのリクエストで今のような店になっていったんです」。今は、息子の久太さん、そしてお嫁さんと家族で店を支える。「息子がしっかりしてくれてるからね。年寄りは安心できますよ」と破顔した。

看板の文字の「浅久」は書の大家 春海龍寿先生による書を元としている。店の外の看板と同じ大きさの原書を持つ4代目と5代目

看板の文字の「浅久」は書の大家 春海龍寿先生による書を元としている。店の外の看板と同じ大きさの原書を持つ4代目と5代目

INFORMATION

店名
浅久
住所
青葉区一番町四丁目2-14
営業時間
10:00〜18:30
休業日
不定休
TEL
022-222-5344

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