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とにかくウソをつかない正直な商売を

lead-img-101老舗といわれる店の暖簾をくぐるとなぜかホッとする。
仙台商人としての自負とお客様への何気ない心遣いがどこからか伝わってくる。そんな気がする。
マーブルロードおおまち商店街とサンモール一番町商店街には、そんな老舗の気概を感じさせる名店が数多く残っている。
仙台の商店街をけん引する老舗の中の老舗を訪ね歩いてはいかがかな?


老舗眼鏡店 メガネの相沢

今や県内外に38店舗を構える「メガネの相沢」。創業は、明治28年(1895)、現在の一番町四丁目に初代の相澤利右衛門が“日本での眼鏡の需要が大き くなるはず”との予見から眼鏡店を興したことがはじまりだ。現社長で4代目の相澤博彦さんは「それよりも前は、『亀文堂』という名のべっ甲製品を販売する 店を営んでいたようです」と話す。

愛用のメガネは10本以上の相澤社長。フレームのデザインでTPOを使い分け、自らかけ心地や使い勝手をテストしている

愛用のメガネは10本以上の相澤社長。フレームのデザインでTPOを使い分け、自らかけ心地や使い勝手をテストしている

博彦さんの父で10年前に他界した博さんは、戦時中、旧制二高から現・東北大学工学部に入学した秀才。海軍の戦時研究要員として静岡に赴任し、終戦を沼津で迎えた。焼け野原となった仙台に戻って来た博さんは、店を再建する傍ら機械工学の博士号も取得した。

3代目の博さんが戦後すぐに復興させた昭和21年当時の店舗

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昭和21年から始まった河北新報掲載の広告。“専門医担当”“全国にたった三台”といった技術の高さをアピールするコピーが印象的

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昭和21年から始まった河北新報掲載の広告。“専門医担当”“全国にたった三台”といった技術の高さをアピールするコピーが印象的

そして昭和29年(1954)には、国内ではまだ2台しかないアメリカ製の最新の検眼機を導入した。博彦さんは言う。「父は、『眼鏡屋は眼鏡を売るだけじゃない。視力を売っているんだ』とよく言っていました。それだけですね、私が父から教えられたのは」。確かな技術と信頼で、お客様のニーズに応える—。これこそが「メガネの相沢」がずっと愛されてきた理由だ。「とにかく、ウソをつかない正直な商売をする。来店されたお客様ひとりひとりのお困りごとを解決できる店でありたいと思います」。

高度な技術”と“確かな知識”を持った メガネのスペシャリスト「認定眼鏡士」(全店で161名が在籍)が視力チェックや調整を行っている

高度な技術”と“確かな知識”を持った メガネのスペシャリスト「認定眼鏡士」(全店で161名が在籍)が視力チェックや調整を行っている

高度な技術”と“確かな知識”を持った メガネのスペシャリスト「認定眼鏡士」(全店で161名が在籍)が視力チェックや調整を行っている

高度な技術”と“確かな知識”を持った メガネのスペシャリスト「認定眼鏡士」(全店で161名が在籍)が視力チェックや調整を行っている

INFORMATION

店名
メガネの相沢 本店
住所
青葉区一番町三丁目5-6
営業時間
10:00〜19:00
休業日
なし
TEL
022-223-8155

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