時は昔の江戸時代―。
外様大名たちは、藩の取りつぶしを逃れるために、幕府の役人をもてなしました。そこでは、きっと日本中の食材を集めた、さまざまなごちそうがふるまわれ、たくさんの美味しい笑顔が咲いたのでしょう。
仙台藩祖であり、食通として知られた伊達政宗公も、江戸屋敷では3時間以上も料理の献立を考えたといわれています。
豊かな山海に恵まれ、食材が豊かな仙台は、さまざまな料理がうまれた場所でもあります。豊饒の海に恵まれた仙台・宮城の“海の恵み編”をご紹介しましょう!
旬魚旬菜 仁(じん)[上杉]
![見事なまでにプルプルのほや。刺身でも酢の物でも美味](http://navi-s.com/web/wp-content/uploads/2015/12/sk_aj_14_01.jpg)
見事なまでにプルプルのほや。刺身でも酢の物でも美味
大人の隠れ家と呼ぶにふさわしい、裏通りの和食処「旬魚旬菜 仁」。オーナーである武田仁さんのこだわりは、地元の新鮮で美味しいものを提供すること。もちろん、これから旬を迎えるほやも、刺身、ほや酢、蒸しほやなどさまざまなアレンジで提供。「味が濃い三陸のほやは、そのままで召し上がっていただくのも美味しいですし、天ぷらにするとまた格別なんです」と、武田さん。この時期脂の乗った銀鮭も、刺身や炙りなど、食べ方はお客様次第。好みの調理法でさまざまなアレンジをしてくれるので、地酒に合わせて、いろいろお試しあれ!
![オーナーの武田仁さん。武田さんの気さくな人柄もあって、ひとりで通う常連客も多い。入り口の緑提灯が目印](http://navi-s.com/web/wp-content/uploads/2015/12/sk_aj_14_03.jpg)
オーナーの武田仁さん。武田さんの気さくな人柄もあって、ひとりで通う常連客も多い。入り口の緑提灯が目印
![皮をパリパリに焼いた銀鮭の塩焼き(右)と、皮目を炙った刺身(左)。どちらも絶品!](http://navi-s.com/web/wp-content/uploads/2015/12/sk_aj_14_02.jpg)
皮をパリパリに焼いた銀鮭の塩焼き(右)と、皮目を炙った刺身(左)。どちらも絶品!
INFORMATION
![](http://navi-s.com/web/wp-content/uploads/2015/12/sk_aj_14_04-219x300.jpg)
- 店名
- 旬魚旬菜 仁
- 住所
- 仙台市青葉区上杉一丁目16-3JAビル別館1階
- 営業時間
- 17:30~翌2:00
- 休業日
- 不定休
- TEL
- 022-262-5886