街ナビ仙台サイト
サービス終了のお知らせ

国際的コンテストで最優秀を受賞!小さなジュエリーショップの巨匠【Web深堀】

マーブルロードおおまちから、広瀬通に抜ける路地に佇む小さなアクセサリー店「due」。オーナーの種澤和彦さんは、ワールドゴールドカウンシル主催のゴールドヴァーテゥオーシ「金の巨匠賞」を受賞した気鋭のジュエリー作家。「大学卒業後、東京で洋服関係の仕事をしていました。その時から、“将来は自分でなにかやりたい”と思っていまして、そのうちに彫金教室を開いていた母が、ジュエリーショップをオープンさせるというので、それを手伝いに仙台に帰ってきました。東京では本当に忙しく仕事をしていたのですが、帰ってきてみたら、暇でね(笑)。道具だけはあったので、試しに作ってみたんです。それからハマってしまって、東京へ習いに行きました。あと、自分で始めた理由としては、お客さまとお話していて、“こうしたいんだろうな”というのは分かるのに、それを自分で形にできないじれったさもあったからなんですよね。でも、いきなり東京から帰ってきた僕がジュエリーを作り始めたっていっても、お客さまにとってどうなのかなぁっていうのがあって。それでいろいろなコンテストに応募したんですよ」。

手先で仕上げていく作業は大変だけどやりがいのほうが大きい」と語る種澤さん

手先で仕上げていく作業は大変だけどやりがいのほうが大きい」と語る種澤さん

_XG_2082

決まったデザインは蝋でサンプルを作ることから始まる。とても緻密な作業だ

決まったデザインは蝋でサンプルを作ることから始まる。とても緻密な作業だ

先述の「金の巨匠賞」は、名だたる世界的ジュエリーメーカーの職人たちが名を連ねる中での受賞。「表彰式はイタリアでした。自分で巨匠賞とかいうのは恥ずかしいんだけど…」と言って豪快に笑うあたりは、“ジュエリー作家は気難しい”というこちらの勝手なイメージを大きく覆す。ショップに並ぶジュエリーのおよそ半分がオリジナルで、あとは種澤さんの知人の作品だそうだ。「僕は、誰かがつける情景を思い浮かべてアクセサリーを作るんです。“女の人がつけて元気になれるもの”がコンセプトで、自然のものからインスピレーションを受けることが多いですね」。

_XG_2043 _XG_2057

身に着けている人の姿を想像しながら、ひとつひとつ丁寧に仕上げられたジュエリー

身に着けている人の姿を想像しながら、ひとつひとつ丁寧に仕上げられたジュエリー

今年の干支、申をモチーフにしたキュートなペンダントとピンバッチ

今年の干支、申をモチーフにしたキュートなペンダントとピンバッチ

アクセサリーデザインする時には、蝋でサンプルを作り、それで型を制作。そこにゴールドやシルバーを流し込んで形成する。「完全なオーダーメイドもあれば、“このペンダントの石をこういうのにして…”というようなセミオーダーまでいろいろです。普段使いのジュエリーとして可愛がってもらえたらうれしいですね」。

グラデーションが美しい奥様の七宝焼き

グラデーションが美しい奥様の七宝焼き

種澤さんのジュエリーを身に着けて微笑むのは、七宝作家でもある奥様の有希子さん。笑顔が素敵なアーティストご夫妻

種澤さんのジュエリーを身に着けて微笑むのは、七宝作家でもある奥様の有希子さん。笑顔が素敵なアーティストご夫妻

 

INFORMATION

店名
Due ドゥエ
住所
仙台市青葉区一番町三丁目6-12
営業時間
11:00~19:00
休業日
水曜日
TEL
022-223-4840

MAP

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

NEWS & TOPICS

  1. 三瀧山不動尊まつり
  2. P1040220
  3. _XG_1163ぶらんどーむ
  4. 歌のちから
  5. おおまち 空中ステージコンサート

machinaviPRESSの深掘版

  1. P1040220
  2. 本祭りの28日には「夏の大祭祈祷会」が行われている
  3. 楽しみがい
っぱいの露天
  4. 庭園には伊達政宗公の胸像が。
  5. blog108_1_07
  6. blog108_2_03
  7. P1060914
  8. blog_a_07
  9. XG_1377
  10. 撮影場所:北庭 天気の良い日には、美術館見学の小学生たちが芝生の上でお弁当を広げる。右奥/新宮晋作「時の旅人」、左/フェルナンド・ボテロ作「馬に乗る男」

PRESSもチェック!

2016.9.29 発行

vol.113
machinavi仙台townfeedで仙台を楽しもう

最新号を読む

>>バックナンバーはコチラ

スポンサードリンク

ページ上部へ戻る