時は昔の江戸時代―。
外様大名たちは、藩の取りつぶしを逃れるために、幕府の役人をもてなしました。そこでは、きっと日本中の食材を集めた、さまざまなごちそうがふるまわれ、たくさんの美味しい笑顔が咲いたのでしょう。
仙台藩祖であり、食通として知られた伊達政宗公も、江戸屋敷では3時間以上も料理の献立を考えたといわれています。
豊かな山海に恵まれ、食材が豊かな仙台は、さまざまな料理がうまれた場所でもあります。豊饒の海に恵まれた仙台・宮城の“海の恵み編”をご紹介しましょう!
かまど料理 銀兵衛[国分町]
古民家風のくつろぎ空間で、滋味あふれる宮城の食材をたっぷり使った和食を味わうことができる「銀兵衛」。親方自ら県内各地の生産者を訪ね、自分の目で確かめた安心で美味しい食材を吟味するというこだわりの店だ。
とくに県外からのお客様に人気という「手作り笹かま」は、牛たん、チーズ、海老の3種の味がセットになった一品。笹かまの名にふさわしく笹の葉に包まれたかまぼこを、テーブルで炭火で炙っていただくのだが、その美味さといったら悶絶級!ほのかな笹の香りと、もちもちの笹かまは、“一食”の価値あり!
INFORMATION
- 店名
- かまど料理 銀兵衛
- 住所
- 仙台市青葉区国分町二丁目12-30ニュー千鳥屋ビル1階
- 営業時間
- 17:00~翌3:00(日・祝は~24:00)
- 休業日
- なし
- TEL
- 022-265-3636